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いぬ・ねこを飼う前に知ってほしいこと

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皆さん、犬や猫を飼っていますか。

また、飼おうと考えていますか。

犬・猫を飼っている/飼おうと思っている人にぜひ知っていただきたい事実についてお話ししようと思います。

これを知っておくことで、これからずっと自分の犬・猫を大切にしようときっと思うはずです。

 

数字で見る犬・猫の実態

環境省によると、日本の犬と猫の飼育頭数は以下のとおりです。

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その一方で、年間約10万頭の犬・猫が保健所や動物愛護センターに引き取られています。(=捨てられています)

そして、動物愛護センターなどから一般の人に一部の犬・猫は譲渡されますが、約40%は殺処分されているそうです。

 ということは、約4万頭もの犬・猫が殺処分されているんですね。。。

 処分されるペットのイラスト

犬・猫が捨てられる理由

どうして10万頭もの犬・猫が保健所に行くことになるのでしょうか。

理由は色々あるのですが、主なものとして、

  • ペットショップで衝動買いしたけど、知識や準備がないまま買ってしまったので、結局飼えなくなってしまった。
  • ペットショップで売れなかった
  • 犬や猫のブリーダーは、子犬や子猫が産めなくなったら捨てる場合がある。
  • 引っ越しで飼えなくなった。
  • 犬や猫が病気になった。

などなど、身勝手な理由でお世話を放棄する場合が多いようです。

この状況について、分かりやすく説明されているビデオがありましたので、ぜひご覧ください。

www.youtube.com

 

ペットを飼うために考えなければいけないこと

ペットがなるべく快適に生活できるように、飼い主の義務について知る。

ペットには以下の「5つの自由」があります。

  1. 飢え・渇きからの自由(食べ物・飲み物を十分に与える)
  2. 不快からの自由(清潔・安全な環境を与える)
  3. 恐怖・抑圧からの自由
  4. 本来の行動が取れる自由(動物の本能や習性に行動が取れるようにしてあげる)
  5. 痛み・負傷・病気からの自由(適切な治療を受けさせたり、普段から健康チェックをする)

空腹な猫のイラスト

現実的な生活について考える。

  • 何があっても、毎日欠かさず世話をする時間・体力・お金がありますか。
  • しつけについて勉強して、それを実践できますか。
  • 家族みんなが賛成していますか。

 一年間にかかる費用は、だいたい以下の額だと言われています。

犬:約36万円

猫:約18.5万円

どこから入手するか検討する。

選択肢1:自治体や保護団体から引き取る

www.env.go.jp

選択肢2:ペットショップやブリーダーから購入する

犬猫の殺処分をへらすために、自治体や保護団体から引き取ることをおすすめします。

ペットを飼う上でこちらのパンフレットがとっても参考になります。

www.env.go.jp

 

犬や猫がうちに来た日から、家族の一員です。

責任を持って、大切にお世話しましょう。

 

犬・猫を守るために頑張っている人たち

こちらのウェブサイトから全国の犬・猫を守る活動をしている団体が調べられます。

ninlish.com

inu-neko-sagashi.com

 

私たちにできること

犬猫保護団体に寄付する

犬猫を保護して、飼い主が見つかるまでお世話をしている団体が日本全国たくさんあります。

こういった団体はボランティアで保護活動を行われている場合が多く、そういった団体を応援するために寄付するというのも簡単にできる貢献です。

www.animaldonation.org

 

犬猫の保護団体にボランティアに行く

多くの保護団体がボランティアを必要としています。

近くの保護団体を以下のサイトなどから見つけてお手伝いに行くのも大きなサポートになります。

ninlish.com

inu-neko-sagashi.com

 

預かり・ミルクボランティアをする

保護団体で抱えきれなくなった犬や猫を一時的に預かるボランティアです。

エサをあげたり、子猫にミルクをあげたりお世話をします。

ときには、動物病院に連れて行ったりと、ハードルの高いボランティアですが、いちばん殺処分の削減に貢献できるボランティアです。

哺乳瓶でミルクを飲む子猫のイラスト(うつ伏せ)

 

いかがでしたでしょうか。

犬や猫はかわいい家族の一員です。

飼うと決めたら責任を持って大切にお世話をしましょう。

そして、犬猫の殺処分が少なくなるように、そしてゼロになるように、できることをしていきませんか。

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。